私たちの活動目的は、「未病、予防を広め日本の未来を明るくする　～健康な人生を送れる人を増やす～」ことです。

当法人内でも職員を対象に健康教室（腰痛、肩こり、ダイエット、自宅でできるトレーニングなど）を定期的に開催し、職員の健康増進を目指しています。

経済産業省によると、健康経営により期待される企業の利点として と報告されています。

  詳細はこちらになります。
  健康経営の推進について (meti.go.jp)

2030年には高齢化率は31％を超えます。就労世代の高齢化に伴い、腰痛やフレイルによる転倒・骨折により就労困難になってしまう人が増えてくることが予測され、今から予防が大切になってきます。健康経営優良法人認定の設問にも腰痛や転倒に対する対策が行われているかを問う設問が新設されました。

当法人には脊椎に特化した職員が在籍する脊椎班があり、腰痛予防教室を15年以上、延べ2700名以上の方に提供した実績があります。同様に15年以上障害予防教室や学校公演、野球、ハンドボールのトレーナー活動など地域のスポーツ現場をサポートしてきたスポーツ班がありトレーニング方法を提供することができます。管理栄養士も在籍しているため、栄養とトレーニングを組み合わせた教室も提供することが可能です。

私たちは医療機関で働く運動のスペシャリストとして、「豊橋市内すべての小学校」を対象にのびるんdeスクールへ講師を派遣し特別教室を実施しています。

私たちの法人がある、愛知県は小学生の体力テストで2015年より7年連続全国最下位となっています。また、2021年には愛知県全体で、小学校の部活動が廃止されています。加えて、家庭用ゲーム機や充実、公園でのボール運動禁止など、小学生が運動する機会は年々減少傾向です。研究によると、体力と学力には相関があり、「運動ができる子どもは勉強もできる」傾向にあります。勉強は頭を使うもの、運動は身体を使うものと考えがちですが、運動することにより脳が活性化し、集中力や記憶力を高めて勉強のパフォーマンスが向上します。

法人理念である、「整形外科・リハビリテーション領域において、この地域により良い医療を提供する」という点から、この活動を通して、地域の子供たちに、身体を動かす楽しさを感じてもらい、身体を動かす遊びや、運動する習慣が当たり前にある環境づくりと、けがによる活動機会の減少を防いでいきます。

豊橋市まちなか図書館は令和3年11月に開業しました。その翌月の令和3年12月から毎月第二火曜日13時半から14時半で、まちなか図書館内のヘルス＆ウェルネススペースにて、高血圧や膝痛・腰痛予防、睡眠や栄養など健康に関する情報を理学療法士・作業療法士・管理栄養士・放射線技師などの専門職がお伝えしています。本に囲まれたスペースで学ぶことや、参加した皆さんと一緒に運動を行う事は、参加された方だけでなく講師にとっても貴重な経験となっています。

整友会だけでなく愛知県理学療法士会東三河支部とも連携し、地域の病院や施設の職員にも講師を担当してもらっています。地域の病院や施設と協力しながら、地域の皆様が健康に過ごして頂けるように情報を発信し続けたいと考えています。