H29年度
地区市民館 腰痛・膝痛・肩こり教室を終えて
豊橋市役所教育部生涯学習課が地区市民館で行っている高齢者セミナーにおいて腰痛・肩こり・膝痛の予防教室を行いました。
今年度は豊橋市地区市民館全23カ所の内5カ所(二川地区市民館、羽根井地区市民館、青陵地区市民館、東陵地区市民館、本郷地区市民館)で計6回教室を開催させて頂き、合計で255名の地域の方々が参加して下さいました。
日常生活で知らないうちに積み重なる腰・首・膝の負担を減らすコツをお伝えさせて頂きました。
特に姿勢や日常生活動作に着目し、楽に良い姿勢をとる方法やそのために必要な筋肉の鍛え方、ストレッチ方法などを実技を交えてお伝えすることで、自己管理方法を身につけてもらいました。
今後も教室活動を通して、地域の方々が健康でイキイキとした生活を長く送れるようにお手伝いができればと考えています。
企業を対象とした腰痛教室を開催して
平成29年10月10日、東洋製罐株式会社 豊橋工場様から依頼を頂き、職員向けの腰痛予防教室を行い、約20名の方に参加して頂きました。
一般企業に対しての教室は初めての試みであったため、どのような姿勢でどのような作業をしているのかを調査することを目的に事前に工場見学をさせて頂きました。
工場で働く人といっても物を持ち上げる作業をする人、機械の中を覗き込む姿勢で作業をする人、デスクワークなど座っている事が多い人など様々でした。そのため、物を持ち上げる時、座っている時の工夫、注意点、骨盤から体をまっすぐにして動作を行う大切さなどを中心とした内容が適していると考えました。
教室ではそれぞれの作業で共通して必要な「腰痛にならないための工夫や姿勢」、「良い姿勢をとる方法やそのために必要な筋肉の鍛え方、ストレッチ方法」を実技を交えてお伝えしました。全員が同じ体操をするだけでは、すでに症状のある方に対応しきれないため、腰を反って痛い人、曲げて痛い人、両方とも痛い人の3グループに別れて、より症状に合った運動や自己管理方法をお伝えしました。
今後も「痛くて仕事が出来ない」人が少しでも減るように、教室活動を通して地域に貢献していく所存です。